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孝雄・ひとみの旅日記

    


紀伊半島、日本の原風景と空海偲びのたび

二人にとって初めての紀伊半島・・・・

かねてから計画していたけど、なかなか実現できませんでした。
東名高速の集中工事の最中、混雑をくぐって出かけました。

つい先日、「週刊朝日百科・仏教を歩く・創刊号」が届いたばかり、
テーマは「空海」・弘法大師空海ゆかりの「高野山」・・・と出ていました。

無信心な我々ですが、この本を片手に「空海」の心を求めて出発・・
・・でも案の定、腹が減って、何か「食うかい?」となっていきます・

た び の も く じ

伊勢路から、山の中の「北山村」の道の駅「おくとろ」へ

いよいよ修行の地、那智の滝・熊野大社から和歌山城へ

 高野山参拝後沼津への道へ

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10月9日(木)伊勢路から、山の中の「北山村」の道の駅「おくとろ」へ

自宅(6:10)⇒清水IC(6:45)⇒浜名湖SA<137km>(8:05着・発8:30)
⇒伊良湖フェリー乗り場(10:05)<214Km>発10:20⇒鳥羽港(11:15)
⇒伊勢西IC(11:47)⇒伊勢多気IC(12:00)<255km>
⇒海山町の道の駅「種まきごんべーの里」(14:10)<320km>
⇒北山村・道の駅「おくとろ」(16:00)<379km>

  


・快晴の中自宅を出発、富士川橋では富士山がうっきり見える。

・東名の集中工事を避けるため、三ケ日からR1⇒伊良湖へ

・10:20の鳥羽行きフェリーにぎりぎり間に合う。

 

 

・フェリーは55分、車と人で¥6,840、

・フェリーでは特別室(¥320)で休憩

・定刻に鳥羽着

 

・途中の海山町の道の駅
「海山」、ここは種まきごんべーの町として売り出し中

・この先の「尾鷲」から、R425で山の中に入ることになる。

 

・山の中の曲がりくねった細い道を通って「北山村へ向かう。

<熊野川の支流にある「七色ダム」付近
本当に山の中・・・

>やっと北山村の道の駅「おくとろ」に到着、
村内にあるつり橋、ここは車も通るところ

道の駅「おくとろ」

北山村は、周りは三重県と奈良県なのに
ここだけは和歌山県、唯一の飛び地の村です。

道の駅には立派な温泉施設があり、キャンプ場も・・。

また、このあたりは「那智黒」の産地とか・・・
モニュメントにも黒い石が使われている。

レストランは夕方は5時からで、今は松茸定食が売りです。
松茸定食¥1500、鮎の塩焼き¥600合計¥2000となる

・ここは松茸の産地とか
今は少し時期が早いので、国内の他の地域のもの

・鮎の塩焼きも美味、
ビールでかんぱ---い!

・お風呂にも入ったので、ゆっくり休もう

 

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10月10日(金)いよいよ修行の地、那智の滝・熊野大社から和歌山城へ

道の駅「おくとろ」(6:23)⇒那智の滝(8:30)<445km)発(9:00)⇒
熊野大社(10:05)<500km>発(10:50)⇒熊野古道(11:10)<517km>⇒
道の駅「大塔」・昼食(11:47)<542km>(12:30)⇒御坊IC(13:42)<602km>
⇒和歌山IC(14:25)<643km>⇒和歌山城(14:40、発16:00)⇒
道の駅「万葉の里 紀の川」(17:00)<681km>
入浴のため、かつらぎ美嶋温泉へ行く。道の駅の近くのファミレスで夕食

今日は10月10日
我々の結婚記念日
33年?ぐらいたったか。
感謝!感謝!!

・道の駅から新宮に向かう・・が、道が細い、本当に細い。

<トンネルのここだけは広いがすぐ細くなる。
橋の上で怖がる「ひとみ」端の下は右の写真。

拡大写真

・<「おくとろ」と言われるとおり、下に見える渓谷はすごい!

・夏には「いかだ下り」をやっている。
スリル満点のようだ。

那智の滝

・途中、通勤時間帯のラッシュに入ったが、無事那智の滝に到着。

・高さ133mの那智の滝はやはり素晴らしい。

・和歌山ナンバーはすごく飛ばす。新宮に着くまでに、軽トラを数回やり過ごした。
ごみ収拾車が乗用車を追い越すなど、和歌山ナンバーは怖い!

熊野大社

・途中、沼津ナンバーのバイク(御殿場の鳥越さん)と並走しながら熊野大社へ。

・サッカー日本代代表のマークは「八咫烏」
その由来は熊野大社にあり。
講釈は、⇒の写真をクリックせよ!

・階段が多く、年配者には一苦労?

・那智の滝も熊野大社も駐車料は無料、少しのことだが大変ありがたい。

・御殿場の鳥越さんは、4〜5日の日程で、紀伊半島の海岸線をドライブし、串本まで行って折り返してきているとの事。熊野大社から伊勢へ出て戻るよう・・50歳くらいの渋いライダーでした。

・>門前の茶店で「もうで餅」と抹茶をいただく¥300、おいしくて、つい食べてしまい、写真では、餅はなし。

熊野古道

・今、熊野古道が新しい。NHKのラジオでも特集が組まれている。
熊野三山を巡る道で、伊勢・紀伊・奈良の3箇所から入山できる
とのことだが、行程を考えると、昔の人の苦労が伺える・・・。

・「西国33ヶ所巡礼道」として標識がついているところがある。

・紀伊半島を走っていると、随所に「熊野古道」の標識がある。

・ほとんどが山の中の道、厳しさがうかがわれる。

・熊野大社から、中辺路町・大塔町⇒田辺市から海岸線を御坊市へ、「湯浅御坊道路・海南湯浅道路から阪和道で和歌山へ・・

和歌山城

・天気が良く、ぽかぽかの中、ひとみさん運転の隣で居眠りをしている私。
あたりは温室がいっぱいでした。

・徳川御三家の一つ、紀伊の和歌山城、・建てたのは豊臣秀吉・・とか・・・とてもきれいなお城だ。

・>天守閣にて 入場料 \350 市内が一望できる。

・>天守閣よりの眺め

・正面には太平洋(紀伊水道)、
右下は有名な紀ノ川・市街地も一望できる。

 

 

・紅葉渓庭園、茶室では抹茶を
いただくこともできる。
写真は鳶魚閣(えんぎょかく)

・<池の周りではぽつぽつ紅葉が見られる。

紅葉の盛りはさぞきれいなことだろう。

・これからR24でかつらぎ町の道の駅「紀ノ川万葉の里」へ

・お風呂は、かつらぎ美嶋温泉で・・・

・道の駅「紀ノ川万葉の里」は本当に賑やか。
地元の人の集合場所・大型トラックの休憩・
夜はばか者のスケボーの練習場・・・
 でも住民の便利な施設。

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10月11日(土) 高野山参拝後沼津への道へ

ファミレスで朝食後、道の駅「紀ノ川万葉の里(6:50)⇒高野山中の橋P(7:50)⇒
・・・高野山奥の院・金剛寺・女人堂・壇上伽藍など・・・⇒高野山発(11:12)<728km>⇒
奈良の五条の柿の葉寿司で昼食(発13:15)<764km>⇒郡山IC(14:57)<818km>⇒
西名阪道・名阪道・東名阪道・東名高速経由沼津着(19:00)

高 野 山

・>かつらぎ町から高野山への道は、
相変わらず狭い・・それでもやっと
すれ違いができた。

・>ここは、奥の院にある「花菱アチャコ」
のお墓、有名人の墓がたくさんある。

 

・なんと、秀吉・信長の墓もある。

・すごい・・・の一言

・高野山は今でも信仰の山
白い衣装を着て、修行中の人も多い。

・奥の院は広く、紅葉時期には素晴らしいだろう

・ここは金剛峰寺

・下は、女人堂への道
ドライフラワーとなったアジサイが目を引く。

・<女人堂

昔は、女性は下の門(今残っているのは西門だけ)より中へは入れなかった。

・この女人堂でお参りをした。

・高野山は、山自体が修行の場である。

高野町は山の上にある人口5000人の町。
ほとんどが仏教に関係している。

空海は、どうしてこんな山の中の修行場所を
見つけ、開いたのか・・・

だから、空海なのである。

・金堂と壇上伽藍の中の中心、根本大堂・・・この中の柱の絵は「堂本印象」作・・・

・高野山の中心的な建物を後に、帰りの道へ・・・

・昼飯に奈良・五条の「たなかの柿の葉寿司」を食べてから沼津へ一直線。

・無事に沼津に帰着

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